仕事は順調、家族との仲も良く、思い描いた理想の生活を送っているはずなのに、なぜか不安や恐怖を感じていた、というニックネーム「くろちゃん」。リターンスクールを受講することで「自分を認めること」や「自分を大切にすること」の大切さに気が付いた、と言います。
世間が認めた「いいもの」を追っていた
ーーリターンスクールを受講する前の状況を教えて下さい。
仕事も順調で、家族とも仲良く、自分がやりたいこともできている、と自分では思っていたし、周りからもそう見えていたと思います。
でも、自分の中には、どこかで「まだ足りない」とか「もっとこうしなくては」という不安や恐怖がずっとありました。そして当時は、そういった不安や恐怖は「成長意欲」だと思い込んでいました。
ーーリターンスクールを受講し始めて、感じたことはありますか?
リターンスクールで教わる「マル付け」というワークを通じて「思っただけでマル」と思えるようになったことが、私にとってとても大きな変化でした。
仕事面で「これはやった方がいい」と思うことをいつも忘れて、その度に「私はダメだ」と自分を責めていました。そこから「思い出せた自分、エライ!」と思えるようになり、少しずつ自分を責めなくなりました。そうすると、自然とそのことを忘れずに、常にできるようになったのです。
自分を責め、バツを付けることが、自分の可能性を閉じてしまっていたのかもしれないと、いまは思っています。
ーーリターンスクールで、特に印象的だった出来事はありますか?
リターンスクールの第一講に「インスピレーションキーワードワーク」というワークがあります。このワークをした時、私は自分で勝手に「こうでないとダメ」というルールを作っていたことに気が付きました。
また、リターンスクールを受講する中で、以前の自分が追い求めていたものは、本当に自分が望んだものではなく「世間が認めた『いいもの』」だったと気が付いたのです。
もちろん、たくさんの収入を得たり、贅沢な生活をしたり、高い地位や名誉を得たりすることは、嬉しいことです。でも、それが「本当に自分が望んでいたことだろうか?」と考えると、他人が「これがいい」と評価したものを追いかけているだけのように感じたのです。
子どもの教育に関してもそうで「私立に通わせて」「こういう塾に行かせて」「この習い事をさせて」と、色々考える。もちろん、子どものためを思って考えていることだけれど、それは本当に子どもが望んでいることなんだろうか? と疑問に感じたのです。
未来は「わかる」のではなく「感じる」
ーーリターンスクールを受講することで、どんな変化がありましたか?
「自分とのコミュニケーション」が取れるようになったと感じます。
リターンスクールを受講する前、私はどこかで「他人が怖い」と思っていました。というのは、人から自分が評価されているのではないか、何かミスをしたらバカにされ、評価が下がるのではないか、と勝手に思い込んでいたのです。
ですから、私は「相手が何を求めているか」「何を聞きたいと思っているか」に集中し、他者とのコミュニケーションを取っていたように感じます。つまり、そこに「私」はいなかったのです。
でも、リターンスクールでは「自分が自分を認める」ことからスタートします。自分にマルをつけ、自分を認めて「本当の自分はどう思っているのか?」を感じに行く。そうすることで、私は「私」とのコミュニケーションを取れるようになりました。
まずは自分が何を思っているかという「本音」に気付き、その上で「相手が何を求めているか」を考えられるようになったのです。
元々私は「感じる」ことに意味なんてある?と思っていました。でも、これから先、自分が「どう生きたいのか」や「何をしたいのか」を「わかる」ことはできません。なぜなら「わかる」とは、過去の出来事や今まで身につけた知識と照らし合わせて行うことだから。「この先どうなるか」や「未来をどう生きたいか」は「感じる」しかないのです。それを聞いて「確かに!」と思いました。
自分とのコミュニケーションをより深めて、これからの人生をどう生きていきたいかを感じると、今まで追いかけてきた、いわゆる「いい生活」や「いい仕事」ではない、「本当に自分が取り組みたいこと」に気付けたのです。
私が本当にやりたいこと。それは「人の可能性を伸ばす」ことです。人には様々な才能の種があり、可能性があります。それを伸ばすことで、その人がより楽しく、より頑張らずに自分が望む生き方を実現していける。そんなお手伝いができたらと思っています。
「受けなくていい」と思う人ほど、受けてほしい
ーー最後に、この記事を読んでいる皆さんへ一言お願いします。
実は、私は元々「リターンスクールなんて、受けなくていいでしょ」と思っていました(笑)。「リターンスクールを受けても、新しい発見はないだろう」とも。
でも、実際に受講してみると、今まで自分がやりたいと思い、頑張って取り組んできたことが実は「他人軸」だったことに気が付いたのです。
私のような人は、意外と多いのではないか・・・と感じています。頑張って成果を出したけれど、なぜか達成感がない。欲しいものは手に入れているはずなのに、なぜか満たされない。「もっと」「まだ足りない」という気持ちになってしまう。
そういう方こそ、ぜひリターンスクールを受講してみてほしいです。頑張ってきた人ほど、実は「本当に自分が何を求めているのか見えていない」ということがあるはず。
世間一般で認められる「いいもの」や「成功」ではなく、自分が本当に手に入れたい「何か」を見つけるには、自分との対話が絶対に必要です。それが見つかれば、頑張る方向や力の入れ具合が変わり、きっと本当に自分が望む生き方にたどり着ける。リターンスクールが、そのきっかけになると私は信じています。